化粧品は直接肌に使用するものなので、安全性が何より優先されます。
でも、シャンプーや洗顔、クレンジングなどの洗い流すものは、
直接肌に使うものでありながらも、洗い流すという理由から
安全性よりも、使用感や作りやすさなど優先されているのが現状です。
刺激の強い界面活性剤を使い続けていると、
皮膚本来が持つ、バリア機能を壊してしまうため、
お肌に必要不可欠な水分、セラミドはどんどん失われ
逆に、お肌に刺激となる紫外線などは、どんどん侵入してしまいます。
近年、超乾燥肌、アレルギー肌、アトピー肌が増え続けているのも、
硫酸系の界面活性剤が、シャンプーとして使用され
CMで朝シャンと言われ、毎朝髪を洗うようになってから、と言われています。
お肌のトラブルだけではなく、
安全であるはずの化粧品が原因で、重篤な全身アレルギーを発症することもあります。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
過去にテレビCMもしていた石鹸で、その中に含まれていた原料のひとつ、加水分解コムギが角層を通過して経皮吸収され、
異物である加水分解コムギを排除するため抗体が作られ、
体中に炎症反応が出てアレルギー性皮膚炎を発症し、
さらに、小麦食品を食べるとじんましんやアナフィラキシーを発症するようになってしまい、訴訟になった事件がありました。
食品アレルギーも、肌から起こることがあるのです。
健康なお肌は、外的な刺激を皮膚に浸透させないバリア機能が働いています。
バリア機能を強固にするためには、刺激の強い界面活性剤の使用をやめること。
硫酸系・アミノ酸系のシャンプー、洗顔、クレンジングを使わないことです。
お使いのシャンプー、洗顔、ボディシャンプーなど、
成分表示、今一度確認してみてくださいね。
アロマタイプは全部で9種類。