化粧品には、全成分表示が義務付けられています。
一番多く配合されているものから順番に記載するという決まりがありますので、
成分表示を確認すれば、その製品の中に、何が一番多く配合されているのかがわかります。
でも、一番少なく配合されている成分は、全成分表示ではわかりません。
なぜなら、配合量が1.0%以下の成分に関しては、順不同でいいという決まりがあるためです。
ですから、全成分表示の最後に記載されているからと言って、一番少ない配合とは限りません。
パラベン、フェノキシエタノールといった防腐剤は、最大でも1.0%まで、と配合量の規制がありますので、どんなに多くても
1.0%以上配合されることはありませんが、0.01%配合と0.9%配合では、お肌に対する刺激が全く変わってしまいます。
でも、成分表示では、0.9%配合の成分を一番最後に記載することが可能なのです。
ですから、基本的にあまりいいイメージのない防腐剤などの成分は、0.9%以下で配合することがほとんどです。
また、原料そのものに含まれる防腐剤などは、記載しなくてもいいという決まりになっている為、
全成分表示に記載がなくても、微量ながら配合されている可能性がゼロではありません。

でも、最近では、このキャリーオーバー成分も表示する会社がわずかですが出てきました。
そして、配合量規制の限界まで防腐剤を入れて、製品を腐らないようにするのではなく、皮膚への刺激を最大限減らすよう、
防腐剤は極微量の配合に抑え、さらに、防腐効果を併せ持つ保湿成分や抗菌効果のある植物エキスを配合することで、
安全性を高めた製品づくりがされるようになってきました。
もっともっと、この波が広がっていき、肌を護る化粧品が安全な製品ばかりになるといいな~と思っています☺

