最近、合成界面活性剤不使用!というキャッチコピーを良く見かけるようになりました。
すっかり界面活性剤が悪者になってしまっています。
そもそも界面活性剤とは、水と油のように相反する性質を持つ界面が分離するのを防ぎ、
両者をつなぎ留める役割を果たす物質のこと。
世界共通記号として、

このような記号で表されます。
長方形の部分が親油基といって、油となじみやすい性質があり、円の部分が親水基といって、水に溶けやすい性質があります。
界面活性剤にはたくさんの種類があり、洗浄剤だけではなく、マヨネーズなどの食品などにも使われており、
全てが悪いわけではなく、安全なものとそうでないものがあるという事なのです。
食品に使用されているレシチンなどは、安全性が確認されていますが、
洗浄剤などに使用されているスルホン酸系、硫酸系の界面活性剤は、安全とは言えません。
また、合成は危険、天然は安全、というイメージがあるのではないかと思いますが、これもまた、誤解です。
合成で安全な原料もあれば、天然でも危険な原料はあります。
合成界面活性剤不使用!というキャッチコピーを見れば、その製品の安全性を謳っているように感じてしまいますが、
成分表示を見ればすべて記載されていますので、天然にこだわりすぎることなく、しっかりお肌、お体への安全性を
確認してほしいな、と思います。
バーデンスのシャンプーに使用されている洗浄剤は、ラウレス-3酢酸アミノ酸。
これは、合成界面活性剤ですが、石鹸よりも刺激が少ないというエビデンスがあります。
低刺激性洗浄剤として特許を取得している、今世界で一番安全な洗浄剤といえるのではないかと思います。

夏限定製品、ハマナスの薫り、商品入荷いたしました。
薫りのテスターご用意していますので、是非サロンまで足をお運びいただけたら、と思います☺