紫外線防止は、UVBの防御も大切ですが、
末来のお肌を護るためには、真皮まで到達し紫外線の9割を占めるUVAの防御が必須です。
UVAの防御指数を表すのは、PAで4段階表示が義務付けられています。
屋内では、PA+、屋外などでは防御指数の高い、PA++++の製品を使用することが大切ですが、
防止効果の報告書が添付されている製品がほとんどありません。
製品にPA++++と記載されていても、本当にその効果があるのか、なんだか疑問に思ってしまいます……。
UVAを防御する原料は、酸化チタンと酸化亜鉛です。
ですから成分表示を見て、その原料が入っていない製品に、UVA防止効果はほとんどありません。
また、この原料の特徴として、白くなる、ということがあります。
最近は、分散技術などによって、白浮きしないような製法のものも増えましたが、
PAが大きくなればなるほど、わずかでも白くなる感じは出てしまいます。
さらに、水がつくと反射率が変わるため、真っ白になってしまうのです。
そして洗う流すときは、クレンジングを使用しダブル洗顔するか、石鹸以外の洗浄剤、石鹸成分の入っていない洗浄剤で
洗わなければ落ちません。
石鹸を使用すると、石鹸カスが付着して残ってしまうためです。
紫外線吸収剤を使用していない防止剤を選ぶのはもちろんですが、
報告書の有無、PA指数、配合されている原料なども、確認してみてください。

バーデンスサンシェードの紫外線防止効果試験報告書です。