自然老化と光老化

年齢とともに、老化していくのは自然の摂理ですが、皮膚の老化は2種類に分かれます。

加齢とともに進行する自然老化と、紫外線によって引き起こされる光老化です。

 

この二つの老化を、混同してしまいがちですが、実は全く異なっています。

 

老化とともに、お肌のお悩みで必ず出てくるのが、シミ、しわ。

でも自然老化では、シミはほとんどできず、深いしわもできないことがわかっています。

 

シミや深いしわは、紫外線によって引き起こされる光老化反応。

ですから、毎日の紫外線防御を繰り返せば、シミや深いしわなどの大きな肌の老化症状は、まったく起こらないと言えます。

 

毎日使用する紫外線防止剤。

紫外線吸収剤の有害性は、海外や沖縄の海で使用禁止になったため、広く知れ渡ることになりましたが、

刺激のある製品を使用していては、逆にお肌の老化を加速させてしまいます。

 

そして、紫外線防止剤にはUVAとUVB、両方を防御する機能が必要です。

UVBは即座にお肌が黒くなったり、炎症を引き起こしたり、水膨れなどになります。

UVAは色素沈着や深いしわなどの原因となり、10年後~20年後のお肌に影響します。

 

市販の製品を見ると、SPF値、PA値が高く表示されているにもかかわらず

成分表示を見るとUVBは防御しても、UVAを防御してくれる製品がなかなかありません。

 

ですから、SPF測定試験を受けている製品を選ぶこと

そして、紫外線反射剤のみで作られている製品を選ぶこと

 

 

老化の8割が光老化と言われています。

安全な製品で、紫外線を防御し、10年後、20年後のお肌を護ってください。